この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
奥様に隠して関係を持ってきた不倫相手の女性に別れを切り出したところ,「別れたくない!」の一点張りとのことでした。メールやSNSメッセージの内容も徐々に不穏な内容(自宅や職場への訪問をほのめかす等)となり,今後,ご自身やご家族に危害を加えられるのではないかと不安をお持ちとのことでした。
解決への流れ
ご本人が誠意を持って対応していることで,反って,相手の女性も諦めきれないように窺われました。そのため,弁護士が窓口を一手に引き受けることを提案しました。弁護士の介入後は,早々に,相手の女性も諦めがついたのか,今後はお互いに別々の道をいくことを確認し合って,事態は収まりました。
ストーカー問題では,被害者の方も「自分に全く落ち度がないわけではない」との思いから,相手に強く出られず,関係を断ち切れない状況を度々お見受けします。そのような際には,第三者である弁護士を介在させることで,相手も冷静さを取り戻してくれることがあります。ストーカー対応は,毅然とした対応を取りつつも,相手の話をしっかりと受け止めることのできる柔軟性のある弁護士にご依頼ください。