この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
依頼者は店舗で泥酔し、同席していた男性と口論となり、殴るという行為に至りました。被害者は示談を拒否しており、依頼者が反省して謝罪の意思を示したいと希望していましたが、被害者はその意思を受け入れない状態でした。示談交渉の依頼を受けた私は、被害者との接触を試み、何度か手紙を作成し慰謝料を積み立てました。依頼者は酔っ払うと粗暴になりがちな独身男性で、今回店舗で飲酒後、同じ店舗にいた男性と口論になり殴ってしまいました。被害者は警察に被害届を出しましたが、依頼者は逮捕されず、任意で警察に事情を説明していました。傷害事件では被害者との示談が重要ですが、被害者は「加害者との示談を希望しない」と頑なで、示談交渉を私に依頼しました。
解決への流れ
示談が成立したことで、依頼者は不起訴処分となり、刑事処分を免れることができました。
示談交渉は一筋縄ではいきませんでしたが、被害者との関係を慎重に築き、依頼者の反省の意思と誠意を伝えることで、最終的に示談を成立させました。この示談が依頼者にとって有利に働き、不起訴となる結果を得ることができました。